Y.Y.

入社年次:2001年4月入社
役職:スペシャリスト(所有資格:国際物流管理士)

Y.Y.

鈴与シンワートでの職歴を教えてください

Y.Y.

入社当時は会社に物流の部門(現在:連結子会社)がありました。そのころから物流業向けの倉庫管理システムの開発に携わっていました。
加えて大手Sierから受注した物流システム開発の仕事を主に担当し、お客様の要望に合わせてシステム設計、主に要件定義の部分をやってきました。
開発の上流工程の部分で、必要な要件をお客様と話し合ってシステムの仕様を決める立ち位置です。
入社から17年位になりますか、ずっと物流システム関係一筋です。
輸入したものを日本の国内で流通させるために必要なことを知らないと、お客様と話もできないので「国際物流管理士」という資格を所持しています。
物流の業務知識があるということを前提に声をかけていただいているので、流石に物流のこと知りませんとは言えません。

現在の仕事内容を教えてください

船を使って輸出入する際の複雑な手続きを電子化して共有化する情報基盤を開発する実証実験を行っています。
船による輸出入は、運んでいる時間が長いことと、1回で取引する貨物の量が多いので、事前に金融機関を通して、証券として貨物を買い取ってもらう手続きが発生します。
例えば、輸出者と輸入者、その間で物を運ぶ船会社がいて、そこに銀行や保険会社が入り、荷為替(手形)を交わし、証券としてそれが買取られ、それをベースに荷主が銀行から別の融資をうけるプロセス等があります。
数十億円クラスのものを輸入する時は、事故等で荷物がダメになってしまった場合に備え、保険も必要になります。また、商品を全部売り切る前に次の商売を進めるため、一旦貨物を担保にして融資をうける手続きも発生します。こういった手続きを以前はEメールやFAX・電話でやり取りしていたので手間も時間もかかっていました。
これらのプレイヤーの間で情報や証券を電子化して共有し、みんなで同じものを見てそれぞれの業務が出来ればとてもスムーズになります。
国によっても手続きプロセスや立場も違うので、そのあたりも含めどこまで共通化できるか等も合わせ実証実験をしています。

印象に残っている仕事はありますか?

Y.Y.

IT投資3ヶ年計画という仕事がありましたがそれが一番印象に残ってます。
現状の業務を分析し、改善案を取引先と共に考え、お客様の業務改善調整にも参加し、新業務構想書やIT投資計画書などを作り上げ、経営層の承認を得て、システム開発を実施する仕事です。途中で東日本大震災が発生し非常に困難な時期も乗り越えました。
大規模で、期間も長いため、共に業務をしているSierとも、その先のお客様とも顔なじみになり、お互い協力し合い常に一緒に過ごしていました。達成した時は本当に感動しました。

仕事上で気をつけていることは何ですか?

Y.Y.

自分が提供者側であるが故に、技術的にここまでならできるだろうというな線を引いてしまうことがないように気を付けています。
最終的にお客様が満足するためにはどうしたらいいかを考えながら、資料を作成しています。私が上流工程を実施した提案が評価されれば、提案者が一番概要を知っているからという理由で、開発工程の仕事も同時に弊社が受注できるためです。

また倉庫にしても、配送にしても、実際に使うのは現場の方々なので、先方のIT部門の人と話を詰めていても、最終的に現場の人が正しく使えないと、導入効果が出ません。
システムが入ることで、今までの作業手順が変わりますので、現場の実業務で混乱が生じないよう事前にきちんと説明をするよう心がけています。
実際に使ってみてから出てくる現場の声を二次開発以降にどう活かすかというところも重要なポイントです。

鈴与シンワートを一言で言うとどんな会社ですか?

お客様先に常駐して業務を遂行する場合、個人で常駐するケースと、チームで常駐するケースがありますが、私はどちらかというとチームでは無く、個人で常駐するケースの方が多くなっています。つまり、会社の代表としてお客様先に常駐しながら、お客様社内の立ち位置や、弊社のお客様業務における役割上、発言が制限されることはなく、プロフェッショナルとして自由度高く業務を遂行しています。
また、物流業界の中の様々な分野の仕事をしているのですが、自分が専門性を伸ばしたいと希望している国際物流の案件が出てくると、その案件に自分が参画できる様、上司や同僚が調整をしてくれます。そういったところでは、自分が希望する業務環境を作ってもらえていると思います。

今後の目標を教えてください

Y.Y.

今は外部のSierから受注した仕事をSierと共にどう遂行していくかが大部分を占めていますが、今後は鈴与シンワートという会社のロジスティクス事業部の強みをもっと明確に外部のお客様へ可視化していきたいと思っています。その強みを持つための取組みとして新サービスを立ち上げることが必要だと考えています。そこに自分のノウハウを活かし、お客様からも高い評価を頂き、より多くの物流企業に弊社の新サービスを導入することが当面の目標です。

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