お客様からのフィードバック
社内浸透の取り組みの中で、お客様の事例を取り上げ、SDGsの17ゴールと紐づけるワークショップを行いましたが、実際にお客様へのサービスを通じて社会課題解決に貢献できているのかを確認するため、お客様へ直接お話を伺いました。
お話くださったのは、株式会社アルペン人事・総務部 労務管理Gマネジャー 治部洋一様です。
治部様には、ワークショップで作成した、「アルペン様POSITIVE導入プロジェクトとSDGsとの紐づけ表」をご覧いただいたうえで、サステナビリティについてお聞かせいただきました。
Q.POSITIVEを導入いただいて実現できたことは何ですか?
POSITIVE導入にあたっては、以下の狙いと重点要件を設定していました。
【狙い】
- 事務処理領域の業務効率化
- 人事・人材情報の一元管理
- 法対応・雇用・働き方の多様性に対する柔軟性
- 人事戦略の高度化に向けて基盤づくり
【重点要件】
- WEBワークフロー
- シフト・ワークスケジュール管理
- 雇用管理
導入によって、下記のような成果を上げることが期待でき、当初の狙いや重点要件をすべて満たすことができています。
- 従業員の就労状況を把握し、管理することで、ワークライフバランスの取れた働き方ができるようになる。
- 社員の人材情報、キャリアに関する情報を一元管理することで、社員の女性管理職の比率や障害者雇用比率を把握でき、女性活躍の推進や障害者雇用の促進ができるようになる。
- 人事、人材情報を一元管理することで、評価、スキル、資格などの管理、分析を行うことができ、人材育成や適切な職位任免、異動配置等につなげ、働きがいのある職場環境づくりができるようになる。
- 様々な雇用形態に対応した雇用契約の仕組みの活用により、法令を遵守した適正な雇用管理ができるようになる。
加えて、POSITIVEは特別な専門知識がなくとも自社リソースで人事管理項目の追加や改変を行うことが容易で、そういった利便性のよさ、柔軟性、発展性があることも成果を期待できるポイントでした。
〈関連するSDGsの17ゴール〉
Q.今回、社内浸透の取り組みの中で作成した紐づけ表を、アルペン様へご説明させていただいたのですが、その一連の活動について、どう感じられましたか?
取引先を通じてどのように社会の課題解決に貢献できているかということは、なかなか我が事として認識しづらいものですが、貴社ではワークショップを通して、それを担当者自身が気づくきっかけを作っており、非常に素晴らしい取り組みだと感じました。作成いただいた紐付け表を拝見し、弊社としてもSDGsにつながっている取り組みだと再認識することができましたので、まさに貴社の掲げる「共生」を実践されていると思います。 弊社の社員教育や社内浸透策としても非常に参考になりました。
Q.今後どのようなことに取り組んでいこうとお思いでしょうか?
2点ございます。
1点目は、自部署内でサステイナビリティに対する理解を深化させる取り組みです。商品や流通などの部門においては、プラスチック使用量の削減やCO2排出量の削減などといったサステイナビリティへの取り組みがイメージしやすいと思いますが、人事領域ではなかなかイメージしにくく、これまで理解促進の機会を作ることができていませんでした。改めて担当者レベルでワークショップ等を行い、自分の役割がどのように社会の課題解決につながっているのか、理解を深める取り組みにチャレンジしたいと思います。
2点目は、さらなる人事領域での取り組み強化です。
POSITIVEを導入して1年4か月ほど経過しましたが、これまで実現してきた成果はあくまで通過点であり、前述した狙いや重点要件は引き続き進化させていくべきものであり、POSITIVEを基幹システムとした上で、RPAの活用やその他のクラウドサービスなども駆使しながらさらなる発展を目指しています。
左:株式会社アルペン 人事・総務部 労務管理Gマネジャー 治部洋一様
右:鈴与シンワート株式会社 管理本部 総務・人事部 新家ひろ子
(株式会社アルペン https://store.alpen-group.jp/corporate/)
※POSITIVEは株式会社電通総研の製品です。