Salesforceの導入と二次開発の見積管理システムの本稼働から9ヶ月が経過し、社内でも新システムの活用を本格的に開始したSDG株式会社のICTシステムグループ 栗山 隆史様にお話を伺いました。
2003年にSFAの導入の検討をしましたが、その際は自社開発の見積作成システムを採用しました。見積作成システムと、見積や製品の図面、仕様書などが検索できるシステムと日報管理を組み合わせた仕組みで運用していました。
しかし、全社でひと月に1,600件にも上る見積のフォローをするのが難しく、見積積算の効率化とその見積のフォローを効率化したいと考えました。
また、営業日報と営業支援を1つのシステムで管理し、個別に社員自らExcelにデータ移行しサマリーを作成する必要があることや、顧客接点の情報が個々の営業所に蓄積され全社に共有されていないという課題があり、5年以上前からSFAの導入を検討していました。
旧営業支援システムでは、問題があった際は社員が自ら個別にその原因を探す必要がありましたが、Salesforceの場合は、エラーがあった際やフェーズで滞留している際にアラートが上がる仕組みがあるため、そこが選定のポイントとなりました。
また、営業効率を改善するシステムであることと、顧客との関係を築いていくために必要なアウトプットの情報量でSalesforceを選定し、Salesforce社の営業担当から紹介され鈴与シンワートにシステム導入を依頼しました。
2003年に自社開発したシステムを引き継ぎかつ、どの様なフィードバックにするのかなど、細かい面の修正や見直しなども真摯に受け止め、要望に応えていただける提案を受けました。
アジャイル形式でのプロジェクトだったため、今開発している機能が全体のどの部分なのか分からなくなった時がありましたが、引き戻ってSFAの全体像の説明をしていただくなど、弊社に寄り添った対応をしていただきました。
また、見積積算のシステムや入力画面等を制作する際にも親身に対応してくださり非常に助かりました。
本番稼働した直後は、新システムの活用がなかなかできていなかったので鈴与シンワートのエンジニアへの質問もあまりありませんでした。
その後、チャット機能を使用して、個々にシステム活用の意識付けを積極的に行ったことで、担当者からの問合せやレポート化の要望が増えたことから、鈴与シンワートのエンジニアへの質問が増えましたが迅速に対応いただき助かっています。
まだSalesforceを使いこなせていないので、もっと使い勝手の良さを高めるためにご協力をいただきたいと考えています。
また、弊社営業担当の負荷を軽くするために、Webページなどで顧客がスペックを選択していくと自動見積ができるようなシステムを導入したいと考えています。
社内体制や業務システムも徐々に変わっていくので、弊社のことをより知っていただきながら、末永いお付き合いをさせていただきたいと思っております。
社名 | SDG株式会社 (Showa Denki Co.,Ltd.) |
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本社 | 〒574-0052 大阪府大東市新田北町1番25号 |
創業 | 1950年6月29日 |
設立 | 1956年12月22日 |
従業員数 | 241名(SDGグループを含む:362名) ※ 2022年4月現在 |
SDG株式会社 経営管理部 ICTシステムグループ 小山翔馬 様、栗山隆史 様
※Salesforce、Sales Cloud、及びその他はSalesforce,Inc.の商標です。